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■熊野お燈まつり

 皆さんは旅行に出かける時、ご当地のグルメや観光スポット、レジャー施設、アミューズメントパークなど予め予習をされてからお出かけになるかと思います。
 その中でも地域の信仰、文化などは、その土地に根付くものは、時代と共に歩み今も尚受け継がれております。
言わばその土地の住む人々の生きざまを垣間見る、知り得る事も旅行に出かける楽しみの一つとなるのではないでしょうか。
 
 この南紀勝浦から車で15分ほど先にある隣町の新宮市では毎年2月6日に行われる御燈祭(おとうまつり
)という和歌山県無形民俗文化財に指定された御祭りがあります。御燈祭の祭礼に参加できるのは男子に限られ、参加者は一週間前から精進潔斎を続けなければならず、精進潔斎の期間中は口にするものも、白飯、かまぼこ、豆腐などの白い食べ物に限られ、斎戒沐浴につとめるとされています。同じく祭りの一週間前には、ゴトビキ岩の注連縄が張り替えられます。祭りの当日、「上り子(あがりこ)」と呼ばれる参加者たちは、白づくめの装束で、白襦袢に白の鉢巻や頭巾、手甲脚絆を着け、腰から腹にかけて荒縄を巻き、五角形の檜板にケズリカケを詰めた松明を手にして、松明には祈願の言葉をしたため、上り子同士で行き会うと挨拶として松明をぶつけ合いながら、熊野速玉大社、阿須賀神社、妙心寺を巡拝し、神倉神社に向かい信仰を深め浄化された火が人々に与えられる儀礼を意味しているとされます。

 
その白装束と資料を当館のライブラリーコーナーに展示致しております。


 2016年に爆発的ヒットを記録したアニメ「君の名は」も地域信仰により謎の現象が主人公たちの運命を左右するお話でした。
是非、この機会に御燈祭をご覧になってはいかがでしょうか。
 心に残る何かが見えるかもしれません。

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