地球温暖化を阻止すべく、『グリーンエネルギー』の開発を推進していこうという現状があります。
グリーンエネルギーとは、地球温暖化の元凶となっている二酸化炭素や窒素酸化物といった有害物質を出さないこと、あるいはその排出量が極めて少ないエネルギーのことをいいます。
そして、政府・環境省が音頭を取り、グリーンエネルギー認証事業というものを進めています。これは、環境への負荷が小さいエネルギー開発等に関しての認証を行う事と、その為の調査研究を行う事業の事です。
目次
グリーンエネルギー認証事業とグリーンサイトライセンスの環境貢献活動
グリーンエネルギーの開発拡大が二酸化炭素等の輩出による地球温暖化阻止に寄与することは自明の理ですが、「酸素の輩出拡大」に繋がる『植林』もまた重要です。
民間が主体となった、グリーンサイトライセンス(GSL)という運動があります。
グリーンサイトライセンスへの参加企業数は、千葉県の企業や東京都の企業A・東京都の企業B等々、全国 11.502社・12,785サイトに及びます。
大企業では、自社で様々な環境への取組みを行っており、顧客に対して積極的にPRしています。その取り組みとは、山林の保有・植林活動を実施・発展途上国で風力発電の設備建設などですが、その取組みはどれも数10万円から数100万円、あるいはそれ以上の投資が必要な取組みで、小さな会社や個人では、実施が困難です。
そんな中、小企業でも利用しやすい方法として、企業のホームページを通じて、企業が環境に優しい活動を支援していることをPRする『グリーンサイトライセンス』が誕生しました。
グリーンサイトライセンス(GSL)とは?
グリーンサイトライセンス(GSL)とは「環境貢献活動」と「サイトでの環境貢献PR」が結びついたサービスのことで、次の3つの特徴を有しています。
- GSLでは、3つの環境貢献活動を選択することができる。
- GSL参加企業のHP設置用にデジタル証明書を発行する。
- 低コストで法人・個人を問わずに簡単に参加できるサービス。(年間コストは5,000円から)
GSL(グリーンサイトライセンス)で選べる3つの環境貢献活動
グリーンサイトライセンスにおけるWEBサイト上のグリーン化のための環境貢献活動としては、グリーン電力・植林・国連認証排出権 の3つの活動を支援しいます。そして、グリーンサイトライセンスの購入時にはこれらの中からWEBサイトをグリーン化する活動を選択することができます。
① グリーン電力による日本国内の自然エネルギーの普及を支援したい方向け
グリーンサイトライセンスの太陽光発電版は、日本国内の太陽光発電(自然エネルギー)の普及を支援します。日本全国の家庭が行っている太陽光発電や自治体が行っている太陽光発電から創出される環境価値(グリーン電力)をライセンスに付与しています。
② 植林という目に見えやすい具体的な環境貢献活動を支援したい初心者向けに
グリーンサイトライセンスの植林版では、実際に植林活動を行います。(植林活動は、これまでも海外での植林の実績のある団体に委託しております)。グリーンサイトライセンスでは、主に発展途上国(アフリカやアジア地域)での植林を行っていきます。
③ 日本政府のCO2削減活動を支援する企業向けに
グリーンサイトライセンスの国連認証排出権版は、京都議定書にのっとり日本政府が進めているCO2削減活動を支援します。(日本政府は、京都議定書によりCO2の削減が義務付けられています)。日本政府が行っている活動としては、チームマイナス6%等が有名です。
以上、Green Site License(グリーンサイトライセンス)の概要です。